12/3 update
◆こんにちは。
ナイトメアプロジェクトです。ナイトメア・プロジェクトへのご来訪、有難うございます。
■
『ナイトメア・プロジェクト 公式ガイドブック』が発売されて1週間が経ちました。
ご購入くださった皆様、ありがとうございます!
そしてご検討中の皆様、どうかよろしくお願いいたします!
たくさんの
ご感想やスタッフへの労い・励ましのお言葉を、メールやTwitterでいただきました。
また、先週の小野さんのコメントを読んで目頭が熱くなった…と言ってくださる方も…
スタッフはそれを読んで喝を入れたり癒されたり…日々励みになっております。ありがとうございます!
そして、
『ナイトメア・プロジェクト 公式ガイドブック』の発売に合わせまして、完売していた
『ナイトメア・プロジェクト ハンドタオルセット』の再販売を開始いたしました。
今回も
在庫が無くなり次第終了となりますので、
気になっていたけれど迷っている間に完売しちゃった…という方は、この機会にぜひ!
Amazonにて販売中です。
これからも皆様のご期待に添えるよう頑張って参りますので、どうかよろしくお願いいたします。
■さて今週は久々に、皆様から送っていただいた体験談をご紹介いたします。
高校生の頃の話です。
ある日の放課後、部活の終わりに友人と二人で教室に向かっておりました。
私が通っていた高校はアルファベットのYを横向きにしたような構造で、校舎の端と端にある部室から教室に行くためには必ずYの中心、三叉路を通らねばなりません。
遅い時間、薄暗い廊下には私と友人の他には誰もいなかったのですが、三叉路に差し掛かった時、部室や教室がある方とも違う、最後の一つの廊下から女子生徒が一人やってきました。
その女子生徒は私達の前を歩く形で、同じように教室がある方に向かって行くのです。
大きな学校だったので同学年でも知らない子が多く、その女子生徒も同級生なのだろうと思っていたのですが、彼女はいつまでも途中の教室にも入らず階段にも行かず、廊下の突き当たりにある私達の教室に入っていくのです。
どう見てもクラスメイトではないので、どうしたんだろう?と思いつつ私達も教室に入ると・・・誰もいないのです。
つい数秒前、たしかにあの女子生徒が教室に入っていったのに。
慌てて友人に話しかけたのですが、驚くことに友人は「私達の前に人なんか歩いてなかったよ」と言うのです。
あんなにはっきりと見えていたのに。
何が何だかわからないまま教室を後にしたのですが、外に出てから校舎を振り返った時、私達の教室の窓際に人がいるのが見えました。
電気の消えた暗い教室に一人、あの女子生徒がいたのです。
私は怖くなって逃げるように帰りました。
その女子生徒についてはその時以来、一度も見ていないのですが、 彼女を見た日の夜、携帯電話に非通知で着信がありました。
しかしその携帯は機種変更する前に使っていた古いもので、既に解約されて圏外になっているため電話などかかってくるはずがないのです。
電話は数回のコール音の後に切れてしまい、その後音沙汰はありません。
彼女は誰で、何だったのか。
繋がらない筈の携帯にかかってきた電話はなんだったのか。
時おり思い出しては背筋が寒くなります。
夕方の薄暗くなった学校はそれだけでも怖いですよね…私も忘れ物を取りに行ってドキドキした経験があります。
どうでもいい事なのですが…幽霊の方はどうやってデジタル回線にアクセスしたのだろうかとか、生前携帯使えなかった人からはかかってこないのだろうかとか、結構ハイテクだなとか、延々と考えていた事があります。
…ほんとにどうでもいい事ですよね。すみません。
◆それでは、ごゆるりと、優しい悪夢の世界をお楽しみくださいませ…。
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